【レッズ情報】明治安田生命J1リーグ第32節- vs湘南戦 第33節- vs川崎戦

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12月12日、ホーム埼玉スタジアムで湘南を迎えての一戦、手拍子や太鼓に加え熱い視線がスタジアムを包む。

この日はルーキーのMF武田がJリーグ初デビュー。
後半終了間際の途中出場であったが、わずかな時間で果敢にゴールに向かう姿勢にファン・サポーターも期待を抱いたに違いない。

試合は両チーム決定力不足が響き0-0のスコアレスドロー、湘南の執拗な前線のプレスに守備陣が良く耐えるもチャンスが生かせず2戦連続の無得点、3戦勝利が無い厳しい結果となってしまった。

次戦はすでにJ1優勝を決めている川崎とアウェイ等々力陸上競技場で対戦。史上最速で優勝を決めた歴史級のメンバー相手に不調の攻撃陣の巻き返しはあるのか注目したい。


12月16日、アウェイ等々力陸上競技場で川崎と対戦のレッズ。
この日は12月には異例のナイトゲーム、関東一帯に広がる強烈な寒波が現地を襲うがピッチは熱き闘志に燃えている。

試合開始から川崎がレッズ陣内でボールを持つ機会が目立つ。冷静にパスコースを見極め、少ない動きでゴールを奪うのが今年の川崎の持ち味。今季限りで引退を表明しているMF中村を基点に家長、三笘の両サイドアタッカーがレッズゴールを脅かす。

しかし隙も生まれる。前半10分に相手陣内でボールを奪ったFW興梠さらにDF宇賀神のクロスからボールが跳ね返る中、キーパーの前に落ちたタイミングでDF岩武が飛び込む、それを川崎GKチョン ソンリョンが倒してしまいPKを獲得、興梠が難なく決め先制に成功、興梠にとってこのゴールが9年連続2桁ゴール、さらにJ1通算得点ランキング3位に並ぶ貴重なメモリアルゴールとなった。

その後の展開も川崎ペースになるがレッズは今季初先発のMF阿部らの活躍で前半を無失点で折り返す。前節でJ1初出場を果たしたルーキーのMF武田も先発デビュー、攻守で存在感を示す。

後半も主導権を奪えないレッズは防戦を繰り返すが後半8分にMF守田のミドルシュートがゴールに吸い込まれ同点を許す。
この得点で勢いづいた川崎は、14分にサイドから上がってきたDF山根のクロスをFW三笘がピンポイントのヘディングで逆転、2分後の16分にはここまで惜しい場面ばかりのFW小林が追加点を奪い万事休す。
試合終了間際には攻撃陣を入れ替える余裕も見せた川崎が終始圧倒、レッズは1-3で敗れ4戦勝ち無しとなった。

レッズの次戦は今季最終戦19日にホーム埼玉スタジアムで札幌と対戦。ここまでのリーグ戦でのレッズは13勝13敗7分、大槻監督をはじめ今季限りのメンバーにとって最後のレッズでの試合となるが、かつての監督「ミシャ」こと、ペトロヴィッチ率いる札幌相手に是が非でも今季を勝ち越しで締めたい。

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