エアコンの選び方

要チェック! 購入前の確認事項

設置前に3つの確認を

コンセントの形状

コンセントの形状
部屋のコンセントの形状を必ず確認
エアコン専用のコンセントは100V用(15A、20A)と200V用(15A・20A)など4種類あります。プラグの形状も異なるので、設置する部屋のコンセントの形状を必ず確認しておきましょう。

 

エアコンの選び方のポイント

・部屋の広さよりも少し大きめの適応畳数を選ぶ
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「畳数のめやす」が「6~9畳(10~15㎡)」となっている場合、適用畳数は 「木造平屋南向き(和室)では6畳(10㎡)、鉄筋マンション南向き中間層(洋室)では9畳(15㎡) 」ということを表しています。

また、暖房の方が適用畳数は小さくなるので、注意が必要です。





・省エネ性能で選ぶ

同一メーカーで適用面積が同じ製品同士なのに、価格差がとても大きいものがあります。

価格が異なる理由のひとつは省エネ性能の差。たとえば、あるメーカーの14畳向け上位機種は、普及機種よりも本体価格が10万円ほど高いですが、年間電気代は約15,000円安くなっており、本体価格と電気代の合計金額が7年を境に逆転します。

エアコン購入時には、省エネ性能に着目し、ランニングコストを意識してみるとよいでしょう。

なお、本体の価格差があるもうひとつの理由が、搭載されている機能の数です。上位機種は、利便性の高い機能や快適に過ごすための機能が充実していますが、普及機種には搭載されない傾向にあります。上位機種は電気代が安く、快適で便利な機能が多いといえます。

電力中央研究所が公開しているASSTというツールを使用すると、お部屋の広さや、気候、好みなどの条件を選択して最適なエアコンを自動で選定してくれます。


使用頻度に応じた製品の選び分けをしよう!

  • リビングなど使用頻度の高い場所には、省エネ性能の高い上位機種を
  • 寝室や子供部屋など、使用頻度の低い場所には、最小限の機能で安価な普及期を

リビングルームは面積が広いうえに、家族団らんで滞在する時間が長い場所です。エアコンを使用する機会も多いため、省エネ性能の高いモデルが向いています。

また、「空気清浄」や「内部乾燥」、リビングにいる家族1人ひとりが快適に過ごせる「快適気流/気流制御」機能などを搭載した上位機種を選ぶとよいでしょう。

それに対して、寝室や子供部屋は、エアコンの使用頻度が低く、部屋の面積も6~8畳程度が中心といわれています。

そのため、上位機種に搭載されている最新機能や各種センサーなどの付加機能を省いた手ごろな価格の普及機種が向いているといえます。

付加機能で選ぶ

「空気清浄機能」や「センサー機能」「スマートフォン連携機能」など、エアコンにはさまざまな機能が搭載されています。各機能の中から、ライフスタイルに合った機能を備えた製品を選びましょう。

室内の空気をきれいに保つ「空気清浄機能」

空気清浄機能

「空気清浄機能」には、ホコリや花粉を集じんする「空気清浄」のほか、細かなチリを集じんする「PM2.5対応」や、エアコン内部を清潔に保つ「除菌」、臭いを解消する「脱臭」など、空気をきれいに保つさまざまな機能があります。


空調に関するさまざまな機能

空調に関するさまざまな機能

エアコン・クーラーはさまざまな方法で空調を行います。部屋全体に効率よく冷暖房の空気を行き渡らせる「気流制御」、湿度を下げる「除湿」、空気中の潤いを保つ「加湿」、窓を開けることなく換気をする「室内換気」など、多様な空調方法があります。

「センサー機能」があれば、より安心&快適

「センサー機能」があれば、より安心&快適

エアコンに採用されているセンサーには、人の位置を検知する「人感センサー」、体感温度を調整する「床温度センサー」、人が感じている暑さ・寒さを見きわめる「温冷感センサー」、日差しを検知する「日射センサー」などがあります。いずれも快適さを保ちながら省エネ運転をする際に役立ちます。


「お手入れ機能」で清潔&快適

お手入れ機能

近年のエアコンの進化として、お手入れ機能が大幅に向上している点が挙げられます。冷房や除湿運転時に発生した水で熱交換器の汚れを洗い流す「自動熱交換器洗浄」をはじめ、運転終了後に内部を乾燥させカビの発生を抑える「内部乾燥」や「フィルター自動洗浄」は多くの製品に採用されています。

「最新機能」でより便利に!

最新機能

エアコンの機能も日々進化しています。AIが最適な設定を学習する「AI自動運転」や、外出先からエアコンの電源オン/オフ、設定の変更などが行える「スマートフォン対応」、リモコンを使わず音声で操作できる「スマートスピーカー対応」など、使いこなすと便利な機能が多数登場しています。

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